【電車で行こう】気持ちいい稜線歩きを楽しめる大室山の登山コースを紹介

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本記事では、電車で登山をする方向けに、丹沢エリアの大室山について紹介していきます。アクセス方法や、コースタイム、難易度や注意点なども紹介していきます。

山の基本情報

大室山とは

丹沢エリアの大室山は神奈川県と山梨県の県境である標高1587 mの山で、山梨百名山にも選ばれています。登山口は用木沢出合で西丹沢ビジターセンターから歩いて行ける距離です。加入道山から周回するコースと犬越路の往復コースがありますが、どちらでも西丹沢の清流を楽しむことができます。また、加入道山と大室山をつなぐ稜線歩きはとても気持ちが良いので体力に自信がある方は、周回コースの方が良いでしょう。大室山の頂上では展望がありませんが、登り応えのある山なので楽しむことができます。

アクセス方法

小田急小田原線 新宿~新松田(約75分)
バス 新松田~西丹沢ビジターセンター(約80分)

登山コース

加入道山周回コース(約8時間)

新松田駅から約80分、西丹沢ビジターセンターに到着です。お手洗いをしっかり済ませましょう。


30分程コンクリートの道を歩き用木沢出合まで向かいます。


檜洞丸の登山口で曲がる人がいますが間違えないようにしましょう。

用木沢出合に到着です。白石峠と犬越路どちらでも大室山にたどり着きますが、今回は白石峠に向かいます。


まだしばらくはコンクリートの道が続きます。


コンクリートの道ではなくなりましたが、まだまだ歩きやすい道です。


比較的、標識が新しく黄色で目立つので道に迷う心配はあまりないでしょう。


西丹沢でよく見る木の橋が見えてきました。


川がきれいで楽しいです。この後も同じような道が続きます。


ここいらで川歩きとなだらかな道は終わりです。


なかなか傾斜が急になるので気を引き締めましょう。


白石の滝の標識が見えますが、木に隠れて肝心の滝はほとんど見えません。



白石峠までは残り四分の一程度ですので、頑張りましょう。


ごつごつした道が続いて少し歩きにくいかもしれません。


ここからは歩きやすい木の階段が続きます。


崩落箇所があるので、丁寧に歩きましょう。


あとちょっとです。


まだ、木の階段が続くので歩きやすいかと思います。


木の階段はなくなりますが、ここまできたらもうすぐです。


白石峠に到着。木に隠れて展望はいまいちです。



疲れていたら一息つきましょう。


大室山への稜線が見えます。気持ちよさそうな予感。


10分程度で加入道山にたどり着きます。


外でベンチに座ってご飯もいいですし、綺麗な避難小屋でご飯でもいいでしょう。


十分に休憩をとったら大室山へ向かって歩き始めます。


やや霞んでいますが、稜線からの眺めがいいです。


日当たり抜群でもう暑かったです。


しばらく稜線歩きを楽しむとまた、木の階段が現れます。


こっからはひたすら階段を上ります。結構きつかったです。

西の肩に到着です。ここまで来たら大室山の頂上は目の前です。


大室山に到着です。展望はありませんので、満足したら西の肩に戻ります。


西の肩に戻ったらひたすら下ります。


ものすごい眺めが良いです。


下っていくと犬越路避難小屋が見えてきます。お手洗いもあるのでここで休憩をしておきましょう。


このあたりから下りの傾斜がきつくなります。

ロープを伝わないと危ない箇所まであるのでゆっくり下りましょう。

そこを超えると傾斜も緩くなり歩きやすくなります。

川が見えてきたら、用木沢出合はもうすぐです。


西丹沢特有のエメラルドブルーの川沿いを歩くので気持ちがいいでしょう。


しばらく川歩きを楽しんだら、渡渉箇所があります。増水には気を付けましょう。


見覚えのある用木沢出合に帰ってきました。


あとは、ひたすら歩いて西丹沢ビジターセンターに帰るだけです。


お疲れ様です。

難易度

YAMAPの参考スコア

標準タイム7時間45分
距離14.2 km
標高差1047 m
累積標高(登り/下り)1329 m/1329 m

個人的な難易度…★★★☆☆(5段階中3)
大室山まではひたすら登り、帰り道はひたすら下りでアップダウンはあまりありません。ですが1300 m登って、1300 m下るのでなかなかの体力は必要でしょう。休憩箇所はありますが水場や売店もないので初心者にはやや厳しいと思います。本格的な小屋泊の前に腕試しを行う初級レベルの人にはちょうどいい山だと思います。

装備について

服装

  • リュック(登山用じゃなくてもよい。20~30 L)
  • 伸縮性のある長袖長ズボン(登山用トレッキングパンツが好ましい)
  • 登山靴(ミドルカット)
  • 登山用の靴下

荷物

  • レインウェア上下
  • 1L以上の水分(水かスポーツドリンク)
  • 軽食(グミやチョコなど)
  • 夏以外であれば防寒着
  • 携帯用バッテリー
  • 地図
  • トレッキングポール
  • ヘッドライト
  • 熊よけの鈴

道中に飲食店や売店はないので水分は多めに用意しましょう。

まとめ 大室山

加入道山周回コース
新宿からのアクセス電車+バス 約150分
コースタイム7時間45分
難易度累積標高(登り/下り)
1329 m/1329 m
★★★☆☆(5段階中3)
体力は必要だが難所は少ない
備考・川沿いを歩いて気持ちいい
・稜線歩きを楽しめる

大室山は日帰りで登るにはコースタイムが長く、累積標高も高いです。西丹沢ビジターセンターもアクセスが良いとは言えませんが、登り応えのある山です。
川沿いを歩くのが好きな方や、稜線歩きを楽しみたい方にはおすすめです。また、初心者レベルの山からステップアップしたい人には丁度いいかもしれませんね。
初心者でも登ることはできますし、東京からも電車でアクセス可能なので、是非一度は訪れてほしい山です。

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